ヤギネの日常

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映画の感想「アーミー・オブ・シーブズ」Netflix

※この記事は個人的な備忘録です。

2021年5月公開のNetflixの作品に「 アーミー・オブ・デッド 」っていうゾンビ系ホラー映画があるんですよ。

一時期はyoutubeでもばんばん広告流れていたので、予告は目にしたことある人が多いかも。

簡単にいうと「 ゾンビがはこびるラスベガスが爆破される前に、カジノの地下にある大金が入った金庫の中身を集団で盗みに行く 」っていう内容なんですけど、この手の映画としては面白いほうだと思います。

日本の俳優の真田広之さんも出演しています。

序盤まではコメディ要素が割りと強いのですが、中盤以降かなり内容が暗くて、終盤から結末にかけては相当鬱です。

個性豊かなキャラが多い映画なんですけども、私は鍵師のディーターが好きなんですよ。

で、最近、そのディーターが主人公で、アーミー・オブ・デッドの前段階にあたる話「 アーミー・オブ・シーブズ 」がNetflixで公開されたんです。

ディーター好きとしてはもう観るしかないでしょうと( ノ・ω・)ノ

「 アーミー・オブ・デッド 」がゾンビ系ホラーなのに対し、「 アーミー・オブ・シーブズ 」はアクション映画です。

平凡で孤独な男ディーターが、強盗一味にスカウトされ、金庫破りになるまでを描いたストリーなんですけども、これがかなり面白かった。

私は「 アーミー・オブ・デッド 」よりもこっちのほうが好きです。

ディーターのキャラや俳優さんの演技も素晴らしいんですけども、風景とか映像がすごく美しいです。

場面のカットの仕方もスタイリッシュで、テンポもいい。

最後クライマックスのシーンのディーターには泣けました。

スカウトされる前のディーターの孤独っぷりが切なくて切なくて(笑)

お昼ごはんを店の裏手(?)で毎回ひっそり一人で食べているところとか、youtubeに動画をたくさん投稿しているのに視聴回数が全部0なところとか、もう、「 ディータぁぁ!!!! 」って抱きしめたくなる感じです。

多少ネタバレになりますが、私の記憶違いでなければ「 アーミー・オブ・デッド 」の作中のディーターは、最終的な生死が完全には確定していないはずです。

状況的にほぼほぼ死んでるとは思うのですが( ディーターの最期のシーンは泣ける )、映像としては出てこないんですよね。

「アーミー・オブ・シーブズ」というディーターが主演の作品が出たってことは、実は生きてて、「 アーミー・オブ・デッド 」の続編である「  Planet of the Dead(原題)」で復帰してくれるのではないかとかなり期待。

ディーター役の俳優さん(マティアス・シュヴァイエファー)は日本ではまだwikipediaすら作成されていないんですけども、演技がすごく素敵なので注目しています。

以上、マニアックすぎる映画談義でした。