ヤギネの日常

ヤギネの日常です。

山火事。

最近、相変わらず気力不足でうだうだした毎日を過ごしております。

で、今日も仕事が休みだったので、昼間からB級ホラー映画を観ながらワインを飲むという不健全極まりないことをしていたんですけど、突然、パチパチと今まで聞いたことない音が窓の外からしてきたんですよ。

明らかに異常音だったので、外に飛び出してみると、すぐそばの山の斜面が燃えてて、近所のおばさんとお孫さんが二人で消火活動してるっていう非日常風景が広がってて。

「 消防に電話しましたか?! 」

と尋ねると誰もしてないとのことだったので、慌てて家から電話をかけてようとしたのですが、パニックになりすぎて何番にかけていいかわからない。

心臓がバクバクして呼吸が荒くなり、頭は真っ白。

とりあえず、家族に電話して裏山が燃えていることを伝え、「 119番にかけるんだ 」と言われたので、すぐに切って電話をかけようとしたのですが、指が震えてなかなか119番が押せない。

で、やっと押せたと思ったら話し中でつながらない。

2回かけたけどどちらも話し中だったので、消火活動のほうに参加しようと外に戻ったところで町内放送のサイレンが鳴ったので、「 ああ、誰か通報してくれたんだ 」と少しだけ安心。

とにかく、近所の人と協力してバケツで消火活動をしてたんだけど、第一発見者のおばさんがパニックになっちゃって、どんどん山の上の火のほうに一人で入って行っちゃう。

それを追いかけてみんなで捕まえて、でも、どうしても火の中に進もうとするから、もう本当、必死で引き留めて。

現場はかなり熱かったみたいだけど、もうそんな熱さとか全然感じなかった。

消防がすぐに駆けつけてくれたのと、風の向きが良かったのとで、火はそこまで広がらず、人的被害も物的被害も一切なく、消火活動は終了しました。

で、冷静になった現在、体中がすごく煙臭いです。

本当に本当に、何事もなくて良かった。

そして火事はすごく怖いです。